独立気泡構造を持つY-Warmの透湿原理


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  Y-Warm素材は親水基を保有し、その吸水率は標準テスト用生地の280%、乾燥速度は標準テスト用生地の2.5倍に達する。

  アパレル製品への応用においては、Y-Warmは優れた吸湿性能を発揮し、内側で人体から発散される汗を吸収。外側で吸収した水を蒸発させることで、透湿・速乾機能を実現する。

  第三者機関による透湿テスト結果に基づくと、Y-Warmの透湿率は約 3800g/(㎡·24h)である。しかし、実際の着用快適性は、透湿率が 20000/(㎡·24h) に達する素材をも凌駕している。この大きな差異の原因は何だろうか?

 回答:

  Y-Warmは自重の数倍の水分を吸収する特性を備えている。現存の透湿テスト方法では、温度38°C、湿度90%の試験箱中で、1時間あたりの塩化カルシウムの吸湿量を測定し、繊維製品の透湿性能を評価している。

  しかし、閉孔構造で厚さ700μmのY-Warmにとって、水分が吸収側から蒸発側に伝達されるまでには時間を要するため、1時間の実験時間では実際の透湿能力を有効かつ客観的に評価することはできない。




第三者機関のテストレポートのダウンロード:

Y-Warm断熱材株式会社 ウェブサイト